どうも、こんにちは。
吉祥寺で美容師をしている櫻井です。
こちらのブログでは、髪のためになるヘアタメ情報をお届けしています。
これを読んで頂ければ明日からの髪のケアが上達する有益な内容になっていますので、ぜひ最期までご覧になっていってください。
さて、みなさんは普段のシャンプーはどうしてますか?
美容室でも、こう聞かれた時にすぐに、こーしてるな、あーしてるなって思い出せられる方、そんなあなたは美容に対して意識高めですね。
素敵です。
いつもどう洗っているかイメージ出来ないという方でも、大多数の方がそうなので、ご心配なく、これから説明するやり方を参考に今日または明日からのシャンプーに活用してみてください。
そして正しいシャンプーとトリートメントをする事でどう変わるか?
いろいろなシャンプーが溢れる現代、たくさんお金もかかってしまう、その前にご自宅でシャンプーのやり方をちょっと変えるだけで良くなるかもしれません。
シャンプーからトリートメント、お風呂上がりのドライヤーの仕方でかんたんな方法でいつものだけでも髪質が良くなる10個のケアの方法をまとめておきました。
10個のケア方法、すべてをやって頂ければそれはとてもいい事なんですが、毎日やるのは難しかったりする方もいると思います。
ちょっと時間がない、忙しいときは、最後に10ある中で優先順位をつけていきますので、出来る範囲でご自宅で実践して頂けるといいんじゃないかなー、と思います。
それでは、いきましょう。
シャンプーは朝派?夜派?
朝シャンは一時期流行ったりもしました。
朝スッキリするし、そこからしっかりスタイリングもできるとか。
でも、その日の汚れはその日のうちに落としてあげた方が頭皮にはいいんじゃないかな?っていうのが今の主流になっています。
頭皮の汚れは時間が経つと酸化して匂いや頭皮トラブルの原因になるんですね。
また夜寝ている間は、成長ホルモンが活発に分泌され、新陳代謝が活発に行われます。
そんな大切な時間に頭皮が、皮脂やホコリなどで汚れている状態でいると正常に新陳代謝が行われません。
寝る前には、清潔な頭皮でいることがとても重要です。
朝シャンが流行った時にすすぎ残しが多くなって頭皮トラブルが多くなったと昔聞いた事があります。
もともと美意識を高める為に有名な美容師さんが提唱しましたが、朝忙しい女性の生活を考えると夜にシャンプーした方が良かったと今はなっていますね。
温度はどのくらい?
お湯の温度はぬるま湯で、38°~40°と言われています。
どのくらいの温度なの?って思うかもしれませんね。
感覚としては手で触ってちょっとぬるいかな?って思うくらいです。
頭皮は感覚が鈍いみたいなので手で温度を感じてあげてください。
ぬるま湯がいいのは頭皮のためで、あまり温度が高いと皮脂が取れすぎてしまったり異常を起こしてしまう可能性があるからなんですね。
ぬるま湯でも頭皮の皮脂、髪の汚れはある程度落とせますので意識してみてください。
それと、カラーやパーマをされている方や施術したての方は特に注意が必要です。
温度が高すぎると、せっかく染めたカラーやパーマを落としてしまいやすくする原因になります。
頭皮と髪はぬるま湯が適温と、覚えてみてください。
シャンプー前のすすぎの大切さ
実は髪の汚れは初めに行うすすぎで7割取れるみたいなんですね。
7割って以外ですよね。ただ、これには補足があるんです。
それは、ちゃんと時間をかけてすすぎをした場合、ということです。
ちゃんとすすぎをするためには、およそ2〜3分程必要みたいです。
結構長いんですよね。
実際に、時間を測りながらやるとより時間が必要と感じると思います。
ただこのくらいやると7割くらいは汚れを落とせるそうです。
そして、いろいろなメリットも出てきますのでできる範囲で実践してみてくださいね。
普段使用しているスタイリング剤や、空気中のちりや埃などをこの段階でなるべく落とすことが次にやるシャンプーに活かせてきます。
特に、髪の長い方や、髪のダメージを気にされている方はすすぎを意識して頂くことでシャンプーの泡立ちもよくなって髪のダメージを防ぐことにつながっていくんですね。
感覚的になりますが、すすぎ始めてから2〜3分ほど経つと髪に水分が行き渡って柔らかい感触になっていきます。
このくらいになったら、すすぎはOK!というサインになりますので参考にしてください。
シャンプーは適量に、そして泡が大事
シャンプー剤は多くても少なくてもいけないんですね。
つまり適量が大事なので、使用しているシャンプー剤の説明に書いてある使用料を目安にしましょう。
では、なぜ適量でないといけないかというと。
多すぎると流しきれずにシャンプー剤が残ってしまいやすく頭皮トラブルの原因いなってしまうんです。
また少ないと泡立ちが悪く、髪同士が絡まりやすくなってダメージの原因になってしまいます。
参考までに一般的な使用料の目安を見ていきましょう。
・ショートヘア→半プッシュ〜1プッシュ
・ボブ→1プッシュ
・ミディアム→1プッシュ〜2プッシュ
・ロング→2プッシュ
*シャンプー剤の種類や髪の毛量にもよって適正量もかわります。
そして次は泡立てです。
シャンプー剤を手に取ったら、手のひらで空気と水とを混ぜるようにして泡立てていきます。
くれぐれもシャンプー剤をそのまま髪にペチャッとつけないようにしてくださいね。
軽く泡立てたら、頭頂部から両サイドそして後頭部にのせて、指の腹を使って髪全体に空気を含ませるように、さらにさらに泡立てをしていきます。
泡がモコモコになって、頭皮に指の腹がつけやすくなったら洗う準備は完了です。
洗い方
それではここから洗っていきましょう。
まずは後頭部から。
左右の耳の後ろから襟足にかけてマッサージをするように指を動かします。
そして側頭部。
左右の耳の上からこめかみまでを頭頂部に向かいながら洗います。
頭頂部、つむじ付近。
後頭部から頭頂部、そして前頭部から頭頂部に向かって指の腹を使っていきます。
最後に前頭部。
ここもマッサージをするように、優しく洗っていきましょう。
洗う際に美容師さんよくやっているコツが2つあるので、これも意識してみてください。
ひとつ目は、爪を立てづに指の腹でマッサージするように洗うことです。
ゴシゴシ洗おうと爪を立てると頭皮に傷がついてしまい、頭皮トラブルにつながることもあるんですね。
また美容師さんのシャンプーが気持ちいいのは上手に指の腹を頭皮につけてマッサージするように洗っているからなんです。
ふたつ目は、髪は洗わず頭皮だけを洗うことです。
これはすすぎのお話でもした通り、髪の汚れはある程度落ちているのでシャンプーの際は頭皮だけを洗うのが丁度いいのです。
シャンプー後のすすぎも大切
けっこう意識しにくいのですが、シャンプー後のすすぎも大切なことなんです。
それはなぜかというと、シャンプー剤の性質が汚れとくっついて落とすという原理だからなんですね。
シャンプー剤が残っていると、そこに汚れも積み重なっていき頭皮トラブルの元や、匂いの原因にもなってしまうんです。
せっかくシャンプーしたのに汚れが残るなんて残念すぎるのですすぎは入念にやるといいですね。
大体言われているのが、シャンプーにかけた倍の時間が必要と言われています。
髪が長い方は流しにくいと思いますが、特に耳後ろや襟足付近が流しにくい箇所なので意識してやってみてください。
全体的に、ヌルヌル感がなくなったらすすぎは完了です。
トリートメントの付け方
トリートメントの付け方に関しては髪の状態や、なりたい髪質によっても異なります。
例えば、ショートヘアで髪のダメージもほとんどない方は軽くつけるだけでも大丈夫ですが、ダメージを気にされている方や、もっと髪のまとまりが欲しい方はトリートメントもしっかりつけることをオススメします。
髪はもともととても丈夫なんですが、肌と違って自分で潤いを取り戻すことができないんですね。
またカラーやパーマを繰り返している髪は傷みやすくもなっているので毎日のシャンプーでさらに傷みが進行してゴワゴワな手触りになっていってしますんです。
トリートメントの付け方は毛先から徐々に中間までつけていって馴染んできたら大丈夫です。
この時に、頭皮にはつかないように注意してくださいね。
また手でつけているだけだと物足りない方にオススメなのが粗めの櫛を使って馴染ませることです。
手だけだと髪の毛1本1本に馴染みにくいので毛先から優しく櫛を通すことによって、髪全体にトリートメントをつけることが出来ます。
タオルの拭き方
タオルの拭き方も、髪のダメージを抑える上で大事になってきます。
濡れている髪は、乾いている時よりも摩擦に弱いのでゴシゴシ拭いたりしないようにしていきましょう。
そのために、まずは大きめのタオルを使うこと、そして吸水力のあるものでしたら尚いいですね。
髪の長い方は、頭を下に傾けたり横に傾けたりしながらやると、頭皮をしっかり拭きやすくなると思います。
出来るだけ、頭皮を拭きながら、髪を散らしながらタオルの吸水力を使って水分を拭きとれるようにするといいですよ。
しっかり拭けたら、ドライヤーの時間も短縮出来て髪のダメージの軽減にも繋がります。
流さないトリートメント
流さないトリートメントは、髪のダメージがきになる方や、もっとまとまりが欲しいという方のみつけるようにしてください。
髪質に合ったものがいいのですが、わからない場合は重さの順番で選んでいきご自身で感触を確かめながらより合うものを見つけられるといいですね。
軽いものから→ミストタイプ→クリームやエマルジョンタイプ→オイルタイプ、となっています。
細い毛や、軽い質感が好きな方はミストタイプ。
少しまとまりが欲しいかたはクリームやエマルジョンタイプ。
硬い髪質や、膨らんだりまとまりが欲しい方はオイルタイプ。
髪が濡れているときの方がトリートメントは馴染みやすいので、このタイミングでつけるのがオススメです。
ただし、流さないトリートメントの中には濡れている髪に使用するものと、乾いた髪に使用するものがありますので、使用方法を読んでから使うように注意してくださいね。
ドライヤーの仕方
ドライヤーはお風呂上がりになるべく早めが良いとされています。
それはなぜかというと、先ほども少し触れましたが、濡れている髪の方が摩擦に弱くダメージを受けやすいからなんですね。
そうはいってもお風呂上がりはやること沢山あるし、髪の長い方は時間もかかって大変ですよね。
そのために、ドライヤーの時間を減らすために、ドライヤーの風量に意識してみてください。
髪を乾かすためには適切な温度も大切ですが、風量の方がもっと大切なんです。
なので、風が全体にそして根元に届くように頭を傾けたり、手で髪を散らしながらドライヤーをあててみてください。
最後に、朝寝癖がつきやすい方は髪をとかしてから布団に入るとつきにくくもなります。
まとめ。と、忙しいあなたへ
それでは今回の、【正しいシャンプーのやり方(美容師が意識している10の事)】は以上となります。
朝は忙しいし、夜は疲れてなかなか髪のお手入れに時間をかけられなかったりしますよね。
上記で書いたこと、全部出来たらそれはとても良いことなんですが、なかなか難しいのも現実だと思うんです。
その中で一番意識して頂きたいのが、シャンプー前のすすぎなんですね。
ここで髪の汚れの大半は落とせますし、その後のシャンプーの泡立ちも良くなります。
短い時間でより効率よく頭を清潔にするためには、一番はじめのすすぎが効果的になります。
また時短を考えたら、やっぱりドライヤーの性能が大事になってきますよね。
最近ではとても優れたドライヤーも増えてきましたので、自分に合ったものを選べると良いですね。
また、今後もこちらのブログでは髪のためになるヘアタメ情報をお伝えしていきます。
これからも是非ご覧になっていってください。